獅子踊り
この両筑後町の江戸時代の「くんち」の奉納踊は、出身地
にちなんだ「越後獅子」でしたが、明治になってから
廃れました。
以後「石橋」(しゃくきょう)、「勢獅子」(きおいしし)
「越後獅子」等獅子にちなんだ本踊りに代わっていきました。
昭和九年に長与村吉無田部落の「夫婦獅子」で復活しました。
戦後の昭和23年に旧上筑後町が、一頭立てではありますが同じ
吉無田郷の「獅子踊」を奉納いたしました。
これからの伝統を継承して、玉園町は昭和58年以来吉無田の郷
の獅子踊」を4回連続して奉納しており、今回で5回の奉納に
なります。獅子は、ライオンを原型としており、悪霊祓いの霊獣
として、中国(東南アジア?)で成立したといわれています。
獅子頭をつけて踊る獅子舞踊は、7世紀頃までに朝鮮半島を経由
して日本に渡来し、全国に広まりました。
獅子踊の豪快さと愛らしい玉使いの子供達との絡みが見ものです。